リーガルハイとか逆転裁判に影響されたのか無性に裁判を見たくなり、先日さいたま地裁で傍聴してきました。刑事事件で裁判員裁判だったのですが、表題の件(こんな名前はついていません。私が内容からつけたものです)の裁判をやっており、非常に興味深かったのでずっと見てしまいました。
有限会社NASもしくはエフワンプランニング(店としてはラピス・ラズリやラ・ヴォーグなど)が経営するキャバクラの幹部社員が、経営方針に不満を持ったことから、ダメージを与えようとして2011年1月10日に売上げを強盗させた事件です。
被告の白濱という男は、時間外労働やスカウト行為、暴力団との癒着・資金提供に不満をもっており、現場サイドの救済のため、暴力団関係の知り合いを使って年始の売上げ1千数百万円を強奪させました。本人は指示しただけで、出社して普通に仕事をしていたわけですが、結果として運び役の仲間であるはずの店員を怪我させてしまいました。正義感からの行動の割には、暴力に訴えたものであり、共感をもちませんでした。判決はその日に出たわけではありませんが、軽くは済まないでしょうね。
みなさまに置かれましては、くれぐれもこんなことがないような関係構築をお願いします。