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メタキャットさんの公開日キラ
- 2014年
11月09日
15:11
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エンダーのゲーム
エンダーのゲームを観ましたヽ(゜▽、゜)ノ
私の苦手である所のユタ州モルモン教徒である、オースンスコットガード原作のSFですね。
なので原作は未読です。ヽ(゜▽、゜)ノ
が、しかし、この原作が及ぼした日本のアニメへの影響は多寡でございまして…特にエヴァンゲリオンなんかは激しく影響を受けていると言われています。
因みにガンダムはロバートAハイラインの宇宙の戦士の影響を受けているのは有名ですね。
その宇宙の戦士のハリウッド映画版はスターシップトゥルーパーズで、何処がガンダムやねんみたいな作品ですヽ(゜▽、゜)ノ
脱線しました。
でもって、日本のSFアニメに影響を多寡と与えたと言われる伝説の映画化と言う訳で、
ちょっと期待なんかして観たのですが、
いいです!
ベリーーグーー!ですヽ(゜▽、゜)ノ
原作がどうかわかりませんけど、名作レベルかと思います。
まぁ現在のSFXの技術の凄さもさりながら、
戦争の本質を実によく表しています。
ある意味ガンダムとテーマが被ります。
ガンダムにおいて、一つのテーマはコクピットの戦争と言うことです。
主人公の少年兵アムロくんは、人を殺しているんですが、相手の姿は見えません。
モビルスーツという機械を破壊しているだけです。
人を殺してるんだという実感がどこまであるのか?
これは、ベトナム帰りの兵隊が、バーで飲んでいた時のエピソードを、制作の人が聞いて思いついたんだそうです。
バーでベトナム帰りのパイロットが、自分が何機撃墜したのか自慢していたらしいです。
そこで飲んでいた別のベトナム帰還兵が突然席を立って怒鳴ったんだそうです。
「お前は機械を落としてるからそんな感覚なんだろうが、こっちのスコープの先には生身の人間が居たんだ。
俺たちは人を殺して来たんだぞ!」
最初のガンダムのテーマの一つのはここの所でして、主人公は人を殺してる実感のない戦争をしている。
それを、どう描くか的な感じなわけです。
そこ、実は大事ですよね。
戦争とは、人殺しである。(現状において)
これを視聴者にどう理解させるか?
ガンダムにおいてはその表現は最初の回から現れています。
同時にパイロットであるアムロがそれをどうも実感してない。
まだ少年、未成熟故なんでしょうね。
少年は大人より人間関係が希薄ですし、まして引きこもりのアムロくんにとって人の命の価値を、どこまで理解、実感しているのか?
そんな未成熟の少年に人殺しをさせ続ける。
そりゃあ、寒い時代ですわヽ(゜▽、゜)ノ
その意味において、エンダーのゲームの主人公のエンダーくんは人間的にも成長している、エリート少年です。
アムロ君とは違います。
エンダーくんはイジメを受けるのですが、それを跳ね除け勝利します。
その勝利の仕方が素敵すぎる為、軍にスカウトされ、艦隊司令官候補として養成されます。
このあたり、腑抜けな我が国の平和主義者どもに見せてあげたい所ですが、
まぁ我が国の平和主義者はアメリカの核は悪い核だけど、中国の核は良い核だとか、平気で言う感じの人たちですから、見せた所で
♪むりむりむりぃ
※DA PUMP調に
なのかも知れません。
話しもどして、そんなエンダーくん宇宙にある訓練所で両親から離れて素敵な訓練生活を送ります。
この辺りの描写は未見ですが、フルメタルジャケットのオマージュなんでしょう。
このように一つ作品を観るに当り他の沢山の作品を、知っていれば、いるほど、愉しみは増えますよね。
これを、理解出来ればアオイホノオを観ても面白いと思えるでしょうヽ(゜▽、゜)ノ
知識が人生を楽しくさせるんですよね~ヽ(゜▽、゜)ノ
まぁそんな訳でエンダーのゲームは実にオタクココロを刺激させます。
もう、前半だけでもメシウマ状態です。
クソモルモンのオースンスコットガードめ!とか歯ぎしりしながら観いってしまいます(´艸`)
クソモルモンであっても、出来るヤツは出来る!
というか、クソモルモンだからこそ出来るのであって、これが、ものみの塔系だと、こうは行かないですよね。
話し戻しまして、
物語は、案外当たり前なラストを迎える訳ですけど、この当たり前の一見陳腐なラストは、よく考えたら大事なんですよね。
そう、戦争だけじゃ人はイケないんですよ。
同時に戦争無くしてはあり得ない理解と言うべきか。
最終的に分かることは、アメリカ人の感覚、考えているコトは、日本の二流政治家や、マスコミ人、エセ平和主義者よりは深いな。ってコトです。
今回アメリカの中間選挙でオバマさんの民主党は負けましたけど、何故オバマさんは負けたのかについても、なんかわかる作品です。
アメリカ人ていうのは~ヽ(゜▽、゜)ノ
お時間あれば是非ご覧ください。
メタ的評価は★★★★です。ヽ(゜▽、゜)ノ
⇒メタ的映画評価