自動車の自動運転について書きましたがが、
自動運転期待しすぎ
自動運転より、鉄道の便利化の方が早いと思うのですが、これに対して、
「鉄道ってのは、敷くのも維持するのもベラボーにお金が掛かるんですよ。赤字路線が廃止されてバスに代替されるってのはそういうことです。別に、モータリゼーションが正義だからやってるわけじゃないんです。新交通システムなんて、もっとお金が掛かるんじゃないですかね?ある程度乗客数が見込める人口密集地帯でしか成り立たないんですよ。
さて、物流において鉄道輸送がトラック輸送に置き換わったのに、逆は起きない。これは、積み替えが大変だというのが大きいそうです。物流で、駅が最終目的地ということはほとんど無いですからね。結局トラックに乗せなきゃ行けないなら、出発地から最終目的地まで1台のトラックで済ませた方が結局楽だということです。」
というような意見を頂きました。
しかしながら長距離輸送に関しては、トラックは運転される人の負担が半端ないと思います。
少子高齢化が叫ばれている中、トラックを操る人の年齢も明らかに高くなってるように思えます。
そうなると、若い時は支障がなかった長距離運転も、だんだん覚束なくなってくるんじゃないか?と思います。
現在これに対して、トラックの自動運転化が研究されていて、一台のトラックの後をくっつく形で何台も連なる方式がかなり実用化に近いように聞いています。
それは、別に否定しないのですが、
だったら、
貨物列車にトラックごと乗せてしまう技術を開発した方が早くないか?と思うのです。
運転される方がそのまま乗っていて、移動中は寝てられてるなら、それはそれでかなり負担を減らせるではないでしょうか?
自動運転の技術より随分楽だと思うのです。
仮にトラックをまんま載せるのが難しいとしても、上で意見されているような、
積み替えが大変だというものを「改善する仕組み」を開発した方が、自動車の自動運転より確実な技術だと思うのですが、そういうのもあんまり聞きません。
鉄道って敷くのも維持するのもベラボーにお金かかるのに、せっかく引いた地方路線は赤字でどんどん廃止されているわけです。
随分ともったいない話しだと思うのです。維持についてはレールだけの鉄道の方が道路より「高い」っていうのも疑問です。
レールの鉄が高くつくなら、新交通システムのようなタイヤ型だってありでしょう。
ただ、鉄道は個々の自由が利かない。これが問題なのでしょう。確かにここをどうにかするのは難しいかもしれません。
しかしながら、自動運転なんてあやふやな技術より、鉄道の仕様を技術により改革させた方がどう考えても現実的だと思うのです。
鉄道の維持、保線にコストが掛かるといっても、決められら軌道なのですから、列車が通らない時に軌道上を自動移動して保線するロボットの方が、たくさんの車が走る中で安全に運転する技術と比べても、そんなに難しいとは思えません。
またトラックのみならず、車を積み込んで移動するシステムを開発すれば、現在の自動車だってその区間は「自動運転」になります。
何故そういう「鉄道の便利化」について、技術屋さんたちが見向きしないのか不思議です。
これはJRなど大手が興味を示さないところが大きいと思います。
JRで儲かってるのは東日本と東海ぐらいだと聞いていますが、これらの会社はリニアモーターカーの開発には心血を注いでいますけど、上記あげた車との連携はフルシカトです。
車両を作っている会社も、それ専門っていうのも問題なのでしょう。
鉄道と自動車を一緒に作ったり開発したりする会社があれば、上記のような発想を実現しようとするかもしれませんが。
トヨタやホンダも自動車の自動運転ばかりでなく、鉄道会社に呼びかけて、鉄道に車を積み込むシステムの開発をしようとは思わないのもなんだかなぁと思うのです。
こういう所こそ、政治家がパイプになって官僚と組んでやるべきところなんじゃないかと思います。
そしてこういう技術の開発こそ、発展途上国なんて喜ぶんじゃなないかと思うのです。
インドネシアへの新幹線の売り込みが中国との競合で負けたのに、中国汚いとか言ってるだけじゃなくて、もっと高速鉄道ばかりでない鉄道の便利化の技術革新を開発した方がいいんじゃないかと思うのですが、
おそらく世の中そうはいかないのでしょうね。
コメント
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11月04日
21:57
1: 山田
鉄道関係の人がここを見てなければいいのですが(笑)
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