とても仲良しの鶴と狐がいました。
ある日、狐がご馳走を作って鶴を食事に招きました。
「さあ、たくさん、おあがりよ」
狐は、平らなお皿にスープを入れて、差し出しました。
温かい湯気が立ち美味しそうな匂いです。
鶴は喉がゴクリとなりました、飲むことができません。鶴の口ばしは細くて長くて、尖がっているので、平らなお皿に入っているスープが飲めないのです。
けれども、狐は気がつきません。ピチャピチャと美味しそうにスープをすすっています。鶴はお腹をすかせたまま帰って行きました。
何日か経って、今度は鶴が狐を食事に招きました。
鶴の家では、細長いコップに美味しいスープが入っていました。
「どうぞ、召し上がれ」
せっかくすすめてくれても狐の小さな口では上手に飲めません。
けれども、鶴は気がつかず、ツンツン美味しそうにすすっています。
狐が言いました。
「僕の口は小さいので、細長いコップでは飲めないんだよ」
鶴が言いました。
「えっ、そういえば僕も君の家の平らなお皿では、スープを飲むことができなかったんだ」
そこで、鶴と狐は相談して、鶴の家には平らなお皿を、狐の家には細長いコップを用意しておくことにしました
楽天Blogより引用
イソップ寓話「鶴とキツネのご馳走」より
コメント
1番~3番を表示
02月06日
22:35
1: まるさん@in新潟
この話…
最後の部分は知らなかったなあ…
なんでだろ?(´・ω・`)?
02月06日
22:45
2: 岡野一輝さん@草加城
>まるさん
最後の所は色々別バージョンがあるみたいです(・ω・)
このバージョンがこのお話しの教訓として適切だと思ったので
これにしました
02月06日
23:03
3: まるさん@in新潟
>岡野さん@メイドの館さんへ
なるほど(^-^)b
σ(^_^)の記憶的にはケンカになるバージョンでした
1番~3番を表示